家族や人間関係の悩みが仕事のストレスよりを上回る(ComPsych)
従業員援助制度(EAP)サービス世界最大手のコムサイク(ComPsych)が発表した情報によると、メンタルヘルスを理由に休暇を取る従業員は、仕事のストレスを理由にしたものより「家族・人間関係」の問題と報告するもののほうが上回ったそうです。
これは米国で行われた調査ですが、日本でもこのような実態はあるのではないかと思います。
日本の従業員の場合、メンタルヘルスを理由に休暇を取るだけでも大変なのに、家族や人間関係の問題を理由に休暇を取るのは難しく、結果として仕事のストレスを理由にするしかない。
そのため、メンタルヘルス対策としては十分なケアが行われることはなく、結果的に効果的な対策が取れないケースというのも存在するような気がします。
家族の問題や人間関係の問題は本人の資質によるものと判断されることが多く、またストレスを感じている本人も誰かに助けを求めようとはなかなかしないものです。
しかしこれを放っておくと、時間が解決するどころか仕事の人間関係などに悪影響をおよぼします。
たとえば家庭でパートナーとの問題を抱えていれば異性社員とのかかわり方に問題が出てくるとか、子供との問題であれば部下との関わり方、親との問題であれば上司との関係性と、ひとつひとつつながっています。
決して、家庭の問題だからといって仕事の効率や生産性に影響しないわけではないのです。
今後、EAPサービスは、職場の問題だけではなく、家庭や人間関係など様々な従業員のケアをいつでもできるような体制を整えていることが、選択の基準になっていくかもしれません。
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